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時に痛くても

こんにちは、岡崎です。

最近、よく「ツボ押し健康法」的な本をよく見かけるようになりました。

ツボは指で押して刺激するだけでも様々な効果があります。

指で揉んでも効果があるのに、なぜわざわざ鍼を使うのでしょうか?

理由はたくさんありますが、そのうちのひとつに、鍼の深度によって、自律神経系に作用させることができるという点があります。以下、西條一止先生の文章です。

経穴への物理的刺激は、皮膚・皮下組織への刺激と筋への刺激で
全く別の反応を生起します。
1 皮膚・皮下組織への刺激による反応
 不快でない刺激により、副交感神経機能を高める反応。
 交感神経α受容体系機能をわずかに高める反応。
 をつくります。
 痛み刺激では、副交感神経機能を抑制する反応。
 交感神経α受容体系機能を高める反応。
 をつくります。
2 筋への刺激による反応
 不快でない刺鍼刺激(雀啄刺激)等による刺激では、
 皮膚・皮下組織への刺激による反応に加え
 交感神経β受容体系機能を抑制する反応が加わります。
 痛み刺激では、皮膚・皮下組織への刺激による反応に加え
 交感神経β受容体系機能を亢進する反応が加わります。
 筋への刺激による反応は、交感神経β受容体系機能反応が
 優位な反応として起きます。
このように一つの経穴でも皮膚刺激と筋刺激では
 反応は異なるのです。

 深度によって緩んでいるものを縮めたり、その逆ができる。交感神経の緊張をゆるめたり、弛緩させたりすることができる。これは奥が深いので、また別の記事を書きたいと思います。

 

鍼治療は時に痛くても、それに見合う効果があります。